ピカピカの一年生

平成17年08月:私の想うこと

ピカピカの一年生

ピカピカの一年生

今年の4月から、私も新入学1年の仲間入りをしました。

「ピカピカの1年生」というには歳を取り過ぎていますが、学校の方は昨年出来たばかりの駿河台に在る明治大学大学院の公共政策・ガバナンス研究科です。ガバナンス研究科の院生達はこれから専門職に就こうとする人の他に、私のような地方議員、自治体の首長、公務員、NPOで活躍している人など、なかなかバライティーに富んでいます。自分が履修しようとする科目によって授業時間は異なりますが、授業が始まるのは毎週、夕方の6時半、終わるのが夜10時過ぎ。土曜は朝の9時30分から。従って、区議活動に支障がない程度に科目を選択しています。その昔、適当に授業をサボっていた頃に比べると、今度の夜学院生生活は――自分で言うのも変ですが――熱が入っています。

授業の内容を一言で言えば、「公共政策をどのように形成し、かつどのように機能させるか」ということになるでしょうか。例えば防災街づくりを研究したり、より個別的な高齢者医療政策について、日本の実例と海外の実例を比較し、今後可能な代替案を検討したりする授業です。単位修得には出席日数とレポートが必修となりプレッシャーもあります。

区議を続けていて、私は自分の勉強不足を痛感しました。時代に即した費用対効果の見直し、競争原理の導入など、行政改革は民間企業の良い点を参考にすべきだと、かねがね主張してきました。行政に対してしっかりとものが言えるには、先ず自分なりに勉強をし、はっきりとイエス・ノーが言えるようにならなければと考えました。

これからの日本は少子化対策、高齢化社会対策など、その対応に一刻を争う問題が山積みされています。ガバメント(政府)からガバナンス(協働)の時代に移行せざるを得ません。政府、自治体だけでなく、住民、企業、さらにはNPOやNGOが協働していく時代です。つまり「公」共政策から公「共」政策へと、協働型社会を皆で作らなければなりません。

授業が終わってから、個々が抱えている問題についてあれこれ議論を交わし情報を交換するのものも楽しみであり、また勉強にもなります。

卒業まで2年。勉強の成果を今後の議会活動や独自の政策に盛り込めるよう、精一杯頑張るつもりです。