面白ければ何でもあり?

平成17年09月:私の想うこと

9月21日、衆院選後の特別国会が召集され、第3次小泉内閣がスタートしますした。

圧倒的多数を勝ち取った自民党の真価がまさに問われようとしています。読売新聞の世論調査では、過半数の人が自民党の圧勝を「よかった」としながらも「勝ちすぎ」と答え、6割以上が小泉首相の政治手法に「不安を感じる」としています。勝利に驕ることなく、国民の信託に応えなければならないことは言うまでもありません。

今回の自民党の勝利は『小泉劇場』によるものだと巷間言われていますが、本当にそうでしょうか。投票日前までに「劇場型選挙の興奮も冷める」と政治評論家の多くが見ていました。実際、新聞各紙は小泉政治を厳しく批判していました。ただ、テレビのワイドショーが連日、『刺客』を取り上げていたのは事実ですが、その影響だけを勝因にするのは有権者を甘く見ていないでしょうか。つまり、私が言いたいのは、構造改革を旗印にして発足した小泉政権の4年間の実績を国民はきちんと評価した、ということです。民主党の岡田代表(当時)が小泉首相に比べて「固すぎる」から民主党が負けたというのは余にも皮相的です。有権者はマスメディアの人間よりももっと判断力に富み、もっと思慮深いのではないでしょうか。

有権者の関心が「小泉アマゾネス政権」に移ったなどというのは、マスメディアが何の反省もしていない証拠です。9月12日の毎日新聞夕刊に載った「記者会見を終えた小泉首相に頭を下げる自民党幹部」の写真が話題を呼びました。サンデー毎日10・2号はこの写真を再掲し、青木参議院会長や片山参院幹事長が「土下座せんばかりに頭を下げ、平伏した」と書いています。写真は確かにそのようにも見えます。しかし毎日新聞は、写真掲載の数日後、自民党首脳が笑いながら「あの写真は頭を下げているのではなく、椅子から立ち上がろうとしているときの写真だ」と言ったと記事にしています。「ご老体は瞬時に立てない・・・」そのことを知ってか知らずか、1枚の写真の功罪にマスメディアはもっと慎重であるべきです。「面白ければ何でもあり」はこの国を悪くします。

最後になりましたが、衆院選では小選挙区東京7区(渋谷・中野)では自民党の松本文明氏が当選しました。皆様の絶大なるご支援に深く感謝申し上げます。

松本文明氏の応援に小泉首相

松本文明氏の応援に小泉首相

「9月10日選挙戦最終日自民党松本文明氏の応援に小泉首相が中野サンプラザ前に来る。当日は約1万人の聴衆が集まった。」