品格ある日本を!

平成18年04月:私の想うこと

時間があれば、毎週月曜日、夜9時からの「ビートたけしのTVタックル」を観ることにしています。3月27日は3時間の特番で、最後に司会の阿川佐和子さんが憲法改正の法整備について賛否を問うたところ、たけし一人が反対。本人曰く「最近の日本人は品が悪くなった」彼一流のジョークなのでしょうか、最近、いろんなことが余りにもなおざりにされていませんか。無責任もこれに極まれり、といった感じです。

例えば国会の偽メール問題。功名心に焦った一議員のために肝心な「4点セット」が雲散霧消となってしまった。そんな中、姉歯夫人の投身自殺は胸を突かれました。ヒューザーの小嶋社長、総研の内河所長、木村建設の木村社長など―他にも衆院政治倫理審査会で審査を受けた議員や北海道の二級建築士もいますが―あれだけの迷惑や実害をかけながら未だ、なんのお咎めがないのは腑に落ちません。こうなると衆院国交委の証人喚問で、病気の妻を抱え、偽装を断れば収入の多くを失ってしまうと証言した姉歯元一級建築士に同情すら感じます。つまり、一番立場の弱いものに罪を押し付けて、本来責任を問われるべき人間が知らん振りをしているではないかと。

オウムの国選弁護士もまた然りです。国が彼らに払った費用は四億円を超すともいわれています。それだけの報酬を手に入れながら―或いはその目的で―彼らは裁判を長引かせるだけ長引かせた。さらには死刑廃止論者で人権派として知られる弁護士が、最高裁での上告審を遅延させるべく文字通りドタキャンした。子どもの喉に刺さった割り箸が脳に達していたことに気付かずに自宅に帰した医師の裁判では、医療ミスを認めたものの、治療を施したにしても存命できなかったであろうと無罪放免になった例とか、とにかく責任の所在が曖昧なまま時間だけがいたずらに過ぎていきますね。あの手、この手の見世物にうつつを抜かし、よくよく考えてみたら本当に「品が悪くなった」せめてもの救いは王ジャパンでしょうか。運命の女神に翻弄されつつも、最後に『アメリカ一国主義』を打ち破ったのは立派です。他の国が「あと30年経っても手も足も出せないような」品格ある日本を、なんとか皆で作れないものでしょうか。