地域センターはなくなってしまうの?

平成18年07月:私の想うこと

梅雨明けが待遠しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしですか。

今回の「私の想うこと」は、去る6月末から7月初めにかけて、区内5ヶ所の会場で行ったタウンミーティング「区政報告・意見交換会」で皆さまから寄せられた貴重な意見をご紹介したいと思います。

集会は次の日程で行いました――。6月26日・弥生地域センター、同28日・南部高齢者会館、同29日・本一高齢者会館、同30日・鍋横地域センター、7月3日・東部地域センター。いずれも午後7時から、ちょうど夕食時間と重なりましたが、沢山の皆さまにお集まりいただき、改めて感謝いたします。

区政報告では区財政について(人件費など義務的経費が予算の約6割を占め財政を圧迫し、建設費など投資的経費に回る分はわずか約4%に過ぎないこと)、土地のほとんどが財務省のものである警察大学跡地利用について(来年秋には警察総合病院が完成、3つの大学を誘致、中央にオープンスペースの緑の公園、民間の資金を活用したPFI方式で住宅建設など)、またそれぞれの地域に関連した神田川治水対策、環状6号整備(高さ45mの換気塔設置)について、さらには私が区議になる前から取り組んできた地下鉄丸の内線4駅のバリアフリー化実現への進捗状況についてふれた後、参加された皆さまとの意見交換に入りました。

どの会場でも出された共通した質問は「地域センターはなくなってしまうの」というものでした。確かに中野区が新たに策定した10か年計画(平成17~26年度)によると、今ある15か所の地域センターを平成19年から20年までに南中野、東部、江古田、野方、鷺宮の5か所に集約し、他の地域センターは地域団体等に委託するとしています。住民票や印鑑証明など、これまで通り取れるのか皆さまが心配するのは当然です。複数の区職員の配置や、委託をしても区民サービスが質、量ともに変らないように区に申し入れをしていますが、具体的な細目はまだ決まってないのが実状です。これまでお祭りやもちつき大会等の行事はそれぞれの町会で行ってきましたが、地域センターはその拠り所であったことを考えると、「地域住民に必要なサービスは残すべきだ」という意見ももっともです。

また、どうすれば商店街が活性化するのかという意見も寄せられました。「後継者がいないとういうが、それは食べていけないからだ」と。

区職員が原則、中野区内に住むようにすれば商店街での買い物も増える、警大跡地やサンプラザ跡地に大企業の本社を誘致すべきだ、六本木ヒルズのような中野ヒルズを建てれば財政が潤い、街も活性化する、商品を宅配するなど店も努力すべきだ等々、いろんな意見が出されました。

また防災に関しても、今のままの狭い路では救急車や消防車が入れない、区庁舎の建替えの前に容積率をアップして民間マンションの建替えを促進し、地震などの災害に備えるべきだ、さらには「今後、統廃合でどうなるか分らない向台小や130年の伝統のある桃園小学校の名を残してほしい」という意見もありました。

双方向でのタウンミーティングは、私にとっても初めての試みでしたが、各会場とも熱気にあふれ、楽しく、真摯な会話が出来た一方、私自身、責任の重要性を感じ、身の引き締まる思いをいたしました。これからも各地域の皆さまの貴重な身近な声をお聞きして、今後の区政改革に反映して参りたいと思います。なにとぞご支援、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。