頑張れ商店街、頑張れ中小企業!!

平成21年06月:私の想うこと

6月になりました。今年の梅雨はどうなるのでしょうか。「梅雨明けは7月中旬。降り方は、6月はシトシト冷たい雨で、7月に入るとメリハリのある梅雨の天気になりそうです」と(株)ウェザーニュースは伝えています。

梅雨に「メリハリ」があるのかどうか、分かりかねますが、メリハリのない今の経済状況なら分かり過ぎるくらい分かります。

私も道すがら地元商店街の人とよく話をしますが、現在の不況は底が知れません。平成18年の9月13日(古い話になりますが)、私は中野サンプラザで「中野区商店街活性化に向けての意見交換会」を開き、商店街の方々と振興策について話し合いました。その際、折原・中野区商店街連合会会長が「今や商店街の立場は格差社会の底辺だ」と吐露された言葉が未だに忘れられません。

「規制緩和も時代の流れで反対のしようがないが、『ここまで』という歯止めがない」「中小小売業者に対する弱者救済の面がかけている」等々、意見が出されましたが、3年近く経った今、不況による「買い渋り」という、商店街個々の懸命な努力では到底解決できない新たな難問に直面しています。

また、中野区の産業を支えている区内中小企業の現状についても今さら私が言うまでもありません。

「資金繰りの確保」「連鎖倒産防止」「金融支援」「地域産業の活性化」さらには「地産地消による商店街振興」など緊急を要する問題に中野区も全力で取り組んでいます。その内のいくつかを紹介すると――

○中野区新創業融資制度

この制度は、利子補給金を交付する制度で、中野区内で創業される方が㈱日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用された場合、支払われた利子の一部を補助するものです。平成21年1月1日以降に同公庫から融資を受けた事業者が対象になります。
金融機関から取引停止処分を受けていないこと、また納税を守っていること等、条件がありますが、中野区からの利子補給は同公庫所定利率の最大1.9%(1円未満切捨て)で、「お支払額明細書」のとおり支払われた利子の範囲内となります。

○環境にやさしい設備資金

公害を防止する設備を設置するための資金、リサイクルを推進する設備の導入や屋上緑化などの資金で、貸付限度額は1,000万円
その他、事業資金、借換資金、IT化推進資金、小規模企業特例資金など、詳しくは中野区役所区民生活部産業振興担当にお尋ね下さい。

また、東京都でも中小企業金融支援として、地域の金融機関と連携した新たな金融支援策を創設します。これは都内中小零細企業の資金繰りを緊急的に支援するため、都と地域の金融機関(信用金庫、信用組合など)が連携し、返済計画の変更や、融資限度額一杯で今までの制度では資金調達が困難な中小企業も融資対象になります。但し取扱金融機関と既に取引のある中小零細企業に限られますが、都では今後中身をつめ、各金融業界と調整を図り、今年夏ごろのスタートを計画しています。

これからの梅雨の季節、陰鬱な日が続くでしょうが、頑張っておられる皆さんに心からエールをおくります。同時に私も皆さんの手足となって頑張ってまいります。雨に打たれながらも健気に咲く紫陽花を忘れずに、不況の梅雨明けも待ちたいと思います。