「努力すると聞いている」という言葉がもつ意味は・・・

平成21年03月:私の想うこと

日脚が少しずつ伸びて三月になりました。陰暦で弥生(やよい)。

中野区にも弥生町があり、「やよい」とは「いやおい」の音変化で「草木がますます生い茂ること」だそうです。弥生時代の弥生は文京区の弥生町にちなんだもの。ここの貝塚で1884年(明治17)、素焼きの土器が最初に出土したことによると昔、学校で習いました。いわゆる弥生式土器ですが、中野区新井の平和の森公園北遺跡でも発掘されています。一足先に掘っていたら、縄文時代のあとは新井時代になっていたかもしれません。

さて、21年度予算を審議している中野区第1回定例会で私は一般質問に立ちました(2月20日)。質問事項は①中野区の財政について、②公会計制度(現金主義と発生主義)について、③東京メトロ丸ノ内線中野新橋駅について、④中野区の介護事業についての4項目ですが、ここでは③の中野新橋駅についてご報告したいと思います。(他の事項については後日、新聞「なかの夢とぴあ」でご報告します)

私が帝都高速度交通営団(当時)の上野本社を訪れ、中野新橋駅を始めとして区内各駅のバリアフリー化を要請したのは、まだ区議になる前の平成14年7月でした。それから6年半以上が経ち、近隣駅のバリアフリー化は進みましたが、未だになぜか中野新橋駅だけが取り残された状態です。

皆さんと共にこれまで何回にも渡り東京メトロと話し合いを続けてきましたが、昨年12月24日の地元町会への説明会では中野新橋駅改良計画について「平成20年度着工予定が21年度にずれ込む、ただし工期は4年から2年に短縮する」と東京メトロが明言しました。
今回、私はそのことの確認を求めて一般質問を行いました。以下は区長の回答です。少し長くなりますが、大切なことなのでそのまま引用します。

区長「(中野新橋駅の)火災対策のうち排煙設備については、この3月に完成する予定と聞いている。また、2方向非難のための非常用非難出口については、平成19年11月に着工しているが、埋設物の移設調整に時間を要したため、約半年遅れて22年秋頃の完成を予定していると聞いている。エレベーターの設置と改修工事については、設計に時間を要したため、着工は21年度にずれ込むが、完成は当初予定した24年度となるよう努力すると聞いている」

皆さん、この区長の答弁をどう思われますか。私が敢えて言いたいのは「聞いている」という言葉のもつ意味です。このように他人ごとのように「努力すると聞いている」では全く区としての主体性がなく、地元区民の声を真摯に聞いているのでしょうか。疑問に思います。

さらに私が心配しているのはまた延びるのではないかということです。区長答弁にある通り、24年度中に必ず完成する「確約」が欲しかったのですが・・・。
ともあれ、最後に残った中野新橋駅の改修とバリアフリー化実現に向けてこれからも一層頑張ってまいります。皆様にはご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。