究極の風邪予防対策は・・・

平成21年02月:私の想うこと

アメリカではオバマ新大統領が誕生しました。日本時間で1月21日未明から始まった就任式の様子はテレビでも放映されましたから、徹夜でご覧になった方も多いのではないでしょうか。その日の夕刊各紙は何面にも渡って大きなスペースを割き、就任演説を原文で載せているところもありました。

「仮に日本で誰かが新しい首相になっても、日本のマスコミはこんなに大ハシャギするだろうか」と辛口のコメンテイターもいましたが、私も日米関係が同盟国というなら、一方通行ではなく、日本がアメリカに寄せる関心の何分の1でも返ってこないものかと一抹の淋しさを覚えました。

ところで、街を歩いていて、マスクをした人が多くなったなと思っていましたが、東京都は1月29日、インフルエンザの流行警報を発令しました。なんでも4年ぶりだそうです。

検出されたウイルスの約55%がAソ連型で(A香港型が38%、B型が7%)治療薬タミフルが効かない場合があるため都は感染予防策の徹底を呼びかけています。今、医療機関ではタミフルの代わりに専用の吸入器によって投与するリレンザを処方するケースが増えているそうですが、タミフルにしてもリレンザにしても、インフルエンザウイルスの増大を防ぐ薬剤であるため感染初期における治療開始が有効であっても、インフルエンザ症状が発症後、48時間以降に治療を開始した際の有効性は確立されてないとか。つまり、風邪の症状が出て二、三日病院に行かず様子をみていると、治るものも治らなくなる危険性があるわけですが、一方、タミフルもリレンザも転落死などの異常行動が報告されています。(タミフルは07年3月から10代の処方を制限)

ただ、一番怖いのは、鳥インフルエンザウイルスが変異し、ヒトに感染するようになる新型インフルエンザで、これが大流行すると国内で4人に1人、約3200万人が感染し、最大2500万人が医療機関を受診、約64万人が死亡と政府は発表しています。

東京都発行のリーフレット「新型インフルエンザに予防の一手。」によれば、「首都東京を新型インフルエンザの脅威から守るため、医療体制の整備や抗インフルエンザウイルス薬の備蓄など、出来る限りの対策を講じてまいります」と知事が述べる一方で、「新型インフルエンザに効果のあるワクチンは、新型インフルエンザが発生してからそのウイルスをもとに製造するため今は製造できません」と記しています。

さてさて、一体どうすればいいのか。インフルエンザ予防のため人ごみを避け、ひたすら家にこもってばかりいられないと悩んでいると、1月30日の毎日新聞朝刊に多摩動物公園(東京日野市)のチンパンジーの話が載っていました。チンパンジーは寒さに弱く、風邪を引くと鼻水、くしゃみ、せきなど人間と同じ症状が出る。これまで市販の風邪薬を与えていたが、04年、寝室に戻る時に与えるエサに週1回長ネギ1本を加えると風邪を引かなくなった。飼育係は「今年も鼻水を出していた子はすぐに治った」と話しています。

これぞ究極の風邪予防対策かもしれません。長ネギを食べて転落死した話はこれまで聞いた例はないし、効果の程が疑われる薬を作るより、長ネギを作るようになれば日本の農業のためにもなる・・・とここまで書いきましたが、まさか私は風邪の熱に浮かされているのではないでしょうね。なんだか心配になってきました。