今年こそ「絆」の年に・・・

平成21年01月:私の想うこと

明けましておめでとうございます。
皆様、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

毎年、暮れになると、その1年の世相を表す漢字が選ばれ、清水寺の管主が巨大な和紙に揮毫する様子がテレビなどで放映されますが、昨年は皆様もご存じの通り「変」でした。アメリカ発の金融危機により、我が国も「変革」「変調」「変異」等々、誠にヘンテコの連続。一昨年の「偽」がまだ可愛らしく思えるほどです。

そこで私は、今年はぜひとも「絆」を選びたい――。

親子の絆、夫婦の絆、師弟の絆、或いは社会との絆、皆様も沢山の絆を持っておられると思いますが、今、派遣社員の過酷な現実に象徴されるように、私達はこの行過ぎた格差社会の中で命綱(セーフティーネット)を失いバラバラにされようとしています。それを防ぐには有形無形の「絆」しかありません。私達は皆、無数の細いヒモを自分の手でしっかり握って生まれてくるのだと思います。そして、ちょうど会話を交わすように互いに引っ張ったり、引っ張られたりする内に、細いヒモがやがて太い絆になるのだと思います。

親子の絆、友達との絆等はこのように互いに結ばれているものですが、今の世の中、互いに思いやる心が消えてしまい、自分だけが良ければそれでいいと振舞う人は結局、何の役にも立たないヒモをいつまでも握っているのではないでしょうか。他人(ひと)の力を借りず、自分一人で生きられると思うのは無知で傲慢でしかありません。

私も皆様のご支援の下、区議として丸6年が経とうとしています。
警大跡地と中野駅周辺開発、西武線高架の問題、さらに南地区で言えば郵政省跡地と周辺町づくり(本町2丁目)とNTT跡地と防災公園づくり(本町5丁目)等々、いろんな課題が山積しております。中野区の財政も税収が減ったことにより厳しいものがありますが、その場しのぎの対応でなく、先を見据えた「変動」にも耐えられる区政を目指してこれからも頑張ってまいります。そのためには、何よりも皆様との絆をより強固にしていく必要があります。

なにとぞご指導、ご鞭撻を賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、メトロ中野新橋駅の改良計画について皆様にご報告したいことがあります。

昨年12月24日、東京メトロによる地元町会への説明会で、平成20年着工予定が同21年度着工にずれ込むことになりました。バリアフリー化(上部階段にエレベーター、下部階段に昇降機を設置)と共にホームに冷房設備、男女別及び多機能トイレ、2方向非常時用非難出口を整備し、駅舎(3階建て)をリニューアルする計画は従来通り変更ありませんが、現在の駅舎がある狭い敷地内で、駅機能を損なわないように工事を進めるについては、工期をこれまでの4年からさらに短縮するために設計を改めて見直す必要が生じたことによりますが、地元の皆様がどれほど完成を待ち望んでいるか、その期待を裏切らないでほしいと強く要請した次第です。同時に着工時期が遅れることについて、地元の皆様に東京メトロからきちんと説明するよう確約を取った次第です。