公立小中学校の耐震化率中野区は81%。未だに23区中下から3番目・・・

平成22年08月:私の想うこと

連日のうだるような暑さのなか、皆さまいかがお過ごしですか。

暦の上では8月7日が立秋に当たりますが、いつになったら涼風が吹くことやら。気象庁が発表した8~10月の3カ月予報によると、関東地方の平均気温は、平年より高い確率が50%、特に9月は残暑が厳しくなりそうだとか。多分、秋の彼岸が過ぎても暑い日が続くことになるのでしょうが・・・、確率50%というのは外れる確率も50%で、「話半分」で聞いておいたほうが良いのかも知れません。

さて、文科省が7月21日、全国公立小中学校の校舎や体育館などの耐震化状況(4月1日現在)を公表しました。東京の耐震化率は88.4%、全国で7位ですが、震度6強以上の地震で倒壊の可能性がある棟数はまだ240もあります。

これを東京23区別に見るとどうなるのか。以前にも私は、この件について議会で質問しましたが、前回調査では中野区は71.0%で23区中最低でした。今回は81.0%で10ポイント改善されたものの、墨田区の78.2%、渋谷区の79.8%に次いでまだ下から3番目。

耐震性能はAランク(安全)Bランク(比較的高いランクだが、補強をおすすめ)Cランク(補強が必要)Dランク(大規模な補強または改修が必要)の4ランクに分けられますが、中野区の場合、C・Dランクの改修工事はすでに完了したものの、まだBランクの建物が何棟か残っています。具体的な校名等は中野区教育委員会のホームページで公表される予定です。

公立小中学校の耐震化は、第一義的には子ども達の生命を守ることにありますが、大地震等の非常災害時には、地域住民の応急避難場所でもあり、学校施設の安全性の確保は絶対に欠かせません。災害弱者は子どもだけでなく妊婦や高齢者も含まれます。

ちなみに中野区の総人口(平成22年7月1日現在)は300,203人で、年齢別で見ると、0歳~14歳の年少人口は25,661人(8.5%)、15歳~64歳の生産年齢人口は214,163人(71.3%)、65歳以上の高齢人口は60,379人(20.1%)。
つまり、高齢者は年少者の倍以上この中野で暮らしていることになります。

現政権がマニフェストに掲げ、一律現金給付の「子ども手当」も私は問題があると思いますが、一方でこれから増え続けるであろう高齢者に対して、行政はもっと配慮すべきではないでしょうか。例えば独り暮らしの高齢者対策等に早急に手を打つべきです。

老壮青少がよりバランスの取れた生活が送れるよう、配慮すべきではないでしょうか。