平成28年を振り返って

毎月更新してきた「私の想うこと」も今回で140回を重ねました。今年7月に載せた参院選と都知事選を控えての「自らの手で未来を選択するために貴重な一票を」の中で私はこう記しました。「6月23日、英国の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まり世界の政治経済に大きな衝撃が走りました。後年、歴史を振り返った時、米国の大統領選も含め、2016年は歴史の転換点だったということになるのかも知れません」

今年、私は中野区議会で2回、質問に立ちました。第1回定例会の予算特別委員会と第3回定例会の決算特別委員会で、その質疑応答のポイントは3月と10月のホームページに載せました。私のライフワークでもある「空き家対策とその活用」については区長からの「予算加に合わせて、今年度の第4回定例会で協議会の設置も含めて法令化し、空き家対策計画を提案したい」との回答を得、いよいよ本格的に動き出します。

その他の質問では、毎年度5億円超が給付されている「区職員の超過勤務について」や、中野区内の区道の無電柱化率がわずか0.6%にとどまっている現状を取り上げ、改善を促した「中野区の無電柱化について」など、区民の視線に立って質してきました。

また、待機児童問題についても4月と8月に載せました。

今年度、中野区は民間保育施設新規開設支援として8億6,952万円余の予算を計上、5施設の認可保育所を新規誘致し、定員330人の増を図りました。しかし、現状は厳しくなる一方です。

東京都福祉保健局の発表によれば(7月19日)、今年4月1日現在の中野区の待機児童数は前年同期の172人から85人増え257人になりました。保育サービス利用児童数も5,238人と同427人増、さらに就学前児童人口も12,708人と同484人増で、定員の枠を増やしても需要が伸びて追いつけないのが待機児童増の要因と言えるのではないでしょうか。

中野区では平成26年の出生率が0.99と前年の0.93を上回りました(6月掲載)。また、共働き世帯も増えています。今後、高まるニーズに応えていくには、空き家活用による保育園増設なども視野に入れるべきだと思います。

この1年を振り返ると、熊本地震(5月掲載)やリオオリンピック(9月掲載)もありました。今年も残りあとわずか、「光陰矢の如し」とは千年以上も前の唐の時代の詩人の言葉だそうですが、それから幾世代にわたって私達はこの言葉を口にし、同じような感慨にふけってきたのかも知れません。

来年もどうか変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。