世界から「ARIGATO」といわれる東京オリンピックを・・・

リオオリンピックが終わりました。

金12、銀8、銅21、合計41個の史上最多のメダルを獲得した日本選手団の活躍にテレビに釘付け、寝不足が続いた人も多かったのではないでしょうか。金メダルの数では米国46、英国27、中国26、ロシア19、ドイツ17に次いで6位でした。

次回東京五輪で国は世界3位(金メダル数20〜33個)を目標に掲げています。しかし世界の強豪国もレベルを上げ、熾烈な戦いが繰り広げられることは間違いありません。12個獲ったのだから次回はもっと獲れるというのは「人情」であっても「皮算用」でもあり、維持するだけも大変な金メダルをさらに上積みするのはもっと大変なことです。これからの4年間、なにかうまい方策でもあるのか? 橋本聖子日本選手団長は強化予算の拡充を求めていますが、競技人口のすそ野を広げ、将来を見据えて有望な小中学生の育成など地道な努力も欠かせません。

「勝って兜の緒を締めよ」という言葉もあります。結果に浮かれずに厳しい練習に打ち込む選手たちに、私たちも声援を送りたいと思います。

ところで、選手のやる気を出させるために報奨金制度があります。

JOC(日本オリンピック委員会)はこれまでメダルの報奨金は金300万円、銀200万円、銅100万円だったものをリオ五輪から金を500万円にアップしました。(銀、銅は同じ)では大会2日目、日本人初の金メダリスト・競泳の荻野公介選手の場合はどうか。500万の他、日本水泳連盟から200万、オフィシャルパートナーのGMOクリック証券から3000万、合計3700万円を金メダル1個で手にしました。

ついでに各国の金メダル報奨金を調べてみると(円に換算したのでおよその額)アメリカ250万円、イギリス0円、中国314万円、ロシア1800万円、ドイツ195万円、フランス650万円、韓国550万円、イタリア1900万円など。一番高額なのはシンガポールの7570万円、次いで台湾の6400万円。

オリンピックに国家の威信をかけると、お金もまたかかるようですが、果たして東京五輪の結果は? そして、言うまでもなく、国立競技場などの建設費用に私たちの税金がいくらかかるのか。また、リオオリンピックの閉会式が行われた時刻、東京は台風の直撃を受けていました・・・。

閉会式で映像に映し出された「ARIGATO」の人文字は、東日本大震災に対する各国の支援に感謝したものですが、今度は日本がやさしさと和のこころで世界に感動を与え、「ARIGATO」と言われるような、そんな2020東京オリンピック・パラリンピックが開催できたらと思います。