被災地への思いをこめて 今こそ地域の力を・・・

平成23年08月:私の想うこと

なでしこジャパンの戦いぶりは見事でした。何度も追いつめられてははね返し、最後まで決してあきらめない姿勢が私達見る者の心を揺さぶりました。

彼女達は準々決勝の対ドイツ、準決勝の対スウェーデン戦前のミーティングで、東日本大震災でがれきと化した被災地や、復興に立ちあがろうとする人々のDVD映像を見て、自分達が背負っているものを再確認し、その思いを躍進の原動力としたそうです。実際、優勝した後のウイニングランでは、手にした日の丸に「東北のみなさんへ 忘れたことはありません」とメッセージが手書きされていました。同時に日本へ寄せられた世界中からの支援に対する感謝を記した横断幕も掲げていました。

私は6月1日から3日まで、区議会自民党区議団の仲間と共に被災地の宮城県の東松島市、岩沼市、亘理(わたり)町を視察し、復旧ボランティアを行ってきました。

20110603-009S 20110603-008S私達が目にしたのは、「頑張って下さい」などと安易に口にするのもはばかるような惨状でした。今なお言葉もなく苦しんでいる人達が大勢います。

この夏、被災地でボランティア活動をする社員達を後押しする企業も増えてきましたが、私達もなでしこジャパンに見習って、その「思い」をもう一度確認すべきなのかも知れません。

こうした中、中野区では東日本大震災復興支援のため「被災地復興応援フェアなかのいち」を区役所前広場で開き(7月28・29日)、風評被害に遭っている被災地の野菜や加工品を販売しました。売り上げを義援金に充てるバザーで、私達が訪れた宮城の2市1町の他、岩手、福島、茨城、千葉県からも出店されました。

このフェアは、区が区内の各種団体に呼び掛けて官民協働で開催したものです。中野の逸品グランプリ受賞店の菓子や、区伝統工芸保存会のオリジナル手ぬぐいなども売られ、その一部が義援金として寄付されました。

ただ単に同情するだけでは何も進みません。被災地への思いをこめ、「地域の力」を発揮すべき時ではないでしょうか。