「絆」の重さをもう一度胸に刻んで・・・

平成23年12月:私の想うこと

今年の流行語大賞は、最終ノミネート60語の中から「なでしこジャパン」に決まりました(12月1日)。

「3・11」以降、「想定外」「一定のめど」「ゼロではない」など、今にして思えば政府や東電、「原子力ムラ」の責任逃れ、その場しのぎでしかない言葉があたかも「あとは流れで」のように飛び交いました。そして「安全神話」が崩れた今、被災地には「風評被害」や「瓦礫」が積み残されています。

一方、私達国民は「がんばろう日本」を合言葉に「絆」を深めていきました。

「日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さをもって対処されました」と語ったのは来日したブータンのワンチュク国王です。「変化の激しい世界で、個人一人一人が孤立しつつある時、再び絆を強めるために、お互いを思いやることから始めましょう」 すべてがこの国王の言葉に尽きます。

災害に明け暮れたこの1年を振り返ると、「なでしこジャパン」のプレイヤー達が敢然と試合に臨み、最後まで諦めないガンバリが、どれほど被災地の人達を勇気付け、励まし続けたことでしょうか。流行語というのはいずれは泡のように消えてしまうもので、昨年の大賞「ゲゲゲの~」を覚えていられる方も少ないのではないかと思いますが、「なでしこジャパン」は私達それぞれの胸に深く刻まれ、決して忘れ去られることはないでしょう。

今回、中野区では東日本大震災を機に、高齢者や障害者を見守るため「地域支えあい活動推進条例」を施行しました。この条例は、本人が拒否しない限り高齢者の個人情報を町会などに提供し(障害者は希望者のみ)、孤独死を防いだり平時の安否確認等にも活用する全国初の条例で、11月21日、約900人分の名簿が地元の8町会・自治会に交付されました。情報管理を徹底し、さらに多くの町会に「絆」を広めていきたいと思います。

今年の流行語大賞が発表された12月1日、私は第4回中野区定例議会の一般質問に立ち、厳しい状況下にある区の財政について今後、どう取り組んで行くのかなど、以下のような4項目にわたって区の見解を質しました。その詳細については今月中旬以降ホームページ等でご報告致します。

最後になりましたが、この1年、皆様から賜ったご支援、ご鞭撻に厚く御礼申し上げますと共に、皆様には良い年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。

第4回定例会一般質問項目
(1) 平成23年度事業見直しについて
(2) 中野区の組織のあり方について
(3) パワーハラスメント対策について
(4) 中野区職員の名刺について