低い投票率、区政にもっと関心を・・・

平成24年07月:私の想うこと

今月は私達が住む中野区の現状について皆さんにもっと知って頂くため、中野区の様々なデータの紹介をしたいと思います。
中野区は1932年(昭和7年)中野町と野方町が合併し、東京市中野区として誕生しました。総面積は15.59k㎡。人口(外国人登録を含む)は311,207人(平成23年1月1日)。人口密度はこれまで日本1と言われてきましたが、今まで2位だった豊島区の方が最近高くなったというデータもあります。以下の数字は『中野区統計書平成23年版』などに拠るものです。

世帯数184,884世帯。1世帯当たり1.68人。以下はいずれも1日当たりで出生6.3人。死亡7.2人。結婚7.8組。離婚1.9組。交通(人身)事故件数2.4件。救急出動回数38.7回。犯罪(刑法犯)発生件数13.0件。火災発生件数0.4件。ゴミ1世帯当たり1.3kg。また、区立図書館8館の蔵書数は944,714冊。区の職員は区民135人に1人。予算は区民1人当たり341,601円。地方税313億3万2千円で1人当たり10万5千円。公立小中学校の耐震化率85.5%。道路率13.9%は東京23区中20位。狭幅道路率84.0%は同最下位。公園面積率も2.03%と23区中22位。

狭幅道路の問題は隅切りの問題と共に今度の議会でも取り上げました。私のホームページの議会報告も合わせて是非お読み下さい。

さて、消費税増税法案が衆院で可決にされたものの、反増税・脱原発を掲げた民主党の小沢一郎元代表らがにわかに新党を結成、日本の政治は益々混迷を深めてきました。

小泉首相以降、安倍、福田、麻生、鳩山・菅とほぼ1年で交代、当初目指した2大政党制にもムリが生じ、野田首相も果たしていつまでもつのかと、誰もが思っているのではないでしょうか。これが知事や区長など地方自治体の首長なら、よほどの不祥事が無い限り、任期4年を全うし、さらに2期目、3期目と続投する例が珍しくありません。この違いはどこから来るのか。一つには制度の違いがあります。

国会のような議員内閣制の場合は、総理大臣は国会議員の中から国会の議決によって指名され、その他の国務大臣は内閣総理大臣が任命します。一方、地方議会のような二元代表制の場合は、首長は議会とは独立に選出されます。つまり、中野区の例をとれば、区長は議員が選出するのではなく、区民が直接選挙で選んだ区長と代表(区議会議員)の双方が共に住民を代表する二元主義をとっています。

地方議会は条例の制定、予算の決定、地方税に関する議決などの権限を持ちますが、二元代表制でありながら首長ほど権限が無く、受動的機能しか果たしていないとも言われます。しかしながら、分権化と共にチェック機能の強化と合わせ、条例制定活動など議会の責任も大きくなっています。最後に中野区の投票率のデータを示します。平成21年の衆議院選63.92%、22年の区長選30.28%、23年の区議選40.22%。投票率が関心度に比例するなら、皆さんにもっと区政に関心を持って頂きたいというのが私の切なる願いです。