区民サービス向上のための組織編成を・・・

平成24年12月:私の想うこと

12月3日、私は中野区議会第4回定例会の一般質問に立ち、以下の4点について区の見解を質しました。質問の詳細は後に載せた「質問全文」をお読み下さい。ここでは、その要旨を記します。

1)全庁での組織戦略について

昨年4月に、中野区ではこれまでにない規模での全面的な組織再編を行いました。しかしながら、現場ではいろんなヒズミが出ています。例えば、ワンストップサービスを目指した「すこやか福祉センター」についてですが、様々な福祉サービスを申請する際に必要となる課税証明などの手続きが出来ないため、結局は区役所まで行かなければならないのが実情です。これでは、区が目指すワンストップとは言えません。

また、同じ学校の子どもでありながら、児童館が地域支え合い推進室のすこやか福祉センター所属、キッツ・プラザと学童クラブは子ども教育学部・地域連帯分野所属になっている点も取り上げ、「組織編成で効率的な事業運営を行うというのであれば、こうした機能こそ組織として統合すべきだ」と迫りました。

これに対し区長は「私も疑問を感じている。組織の連携を密にしてより良いあり方を検討していく」と答えました。

2)介護保険料とその対策について

平成24年4月の中野区の人口は311,132人。その内、65歳以上のいわゆる高齢人口は61,773人で全体の約20%を占め、その高齢化率も年々増え続けています。また、その間、介護保険料の月額も年々上がってきています。

平成24年度〜26年度(第5期)の介護保険料月額の東京都平均は4,992円であるのに対し、中野区はそれより268円も高く、23区中6番目の高さになって来ています。

私はこれらの状況を踏まえ、介護保険料の高止まりを防ぐには高齢者を要介護にさせないような生活機能の維持や、介護給付費準備基金(保険給付に要する費用に不足が生じた場合に、その不足分の財源に充てる基金)の活用などを尋ねました。

区長は「介護予防の推進は佐野議員の言うとおりだ。第5期の期間においては基金の一部を介護給付費に充当することを予定している」と答えました。

3)東京メトロ丸ノ内線中野新橋駅のバリアフリー化について

地元の方々の永年に渡っての夢だった中野新橋駅の駅舎改築とバリアフリー化(エレベーター化)工事が現在行われています。私はその進ちょく状況や完成年月等について尋ねました。

それによると「駅舎、エレベーターの工事は平成26年夏ごろ完成予定。その後に区道の復旧工事など平成27年3月ごろまでかかる予定。また、来年の夏ごろ現在の駅出入口を一時的に北口に付け替えるが、交通誘導員の配置などにより利用者の安全対策が講じられる」とのことでした。

4)その他

現在、廃校となっている第6中学校跡地の売却及び周辺整備について尋ねました。
この跡地は都立中野工業高校の拡張用地として都と売却の交渉を行っていますが、地域の避難場所であり、また、防災資材倉庫も置かれています。防災広場的なスペースをつくって欲しいという地域からの要望もあり、妙正寺川の河川改修も含めた周辺の安心安全のまちづくりにつながる形での推進が重要です。

区長は「避難場所の確保など、区民の要望に応えて行く」と答えました。

いずれにしても、全ての質問に渡って言えることは、こうした区が抱える諸問題について、皆で知恵を出し合い、汗をかき、区独自の施策を考えて行くことが大切ではないでしょうか!