中野新橋駅のエレベーター使用開始は今年8月の予定

新年度予算案などを審議する中野区議会第1回定例会で2月21日、私は一般質問に立ち、(1)中野区の空き家対策(2)中野区の人口統計活用(3)東京メトロ中野新橋駅の改装・バリアフリー化(4)障害者権利条約に基づく取り組み の4項目について区の見解を質しました。

質問は多岐にわたりましたが、その要点を取りまとめて皆さまにお知らせします。

(1)中野区の空き家対策について

現在、中野区では放置された空き家が83戸あります。(全国では約757万戸)。空き家対策は防災・衛生・景観・倒壊・犯罪等の面からも緊急を要します。私は昨年の第3回定例会総括質疑においてもこの問題を取り上げました。当時、臨時国会で「空き家対策の推進に関する特別処置法」が議員立法で提出を予定されていたこともあり、区の対応としてはその動向を見守るとのことでしたが、提出が断念され、今国会でも提出できるよう調整中です。こうした事情を背景に私は

1)昨年の総括質疑で写真パネルで示した現場や、本町5丁目の樹木に覆われた空き家のその後の状況について。

2)国の法令化が遅れる場合、中野区としても、他の自治体のように、区独自の罰則を含んだ条例制定も視野に入れて取り組むべきだと思うがどうか、などを尋ねました。

これに対し区は

1)の写真パネルのケースでは、相続人を追跡した結果、最終相続人にたどり着き、詳細に状況説明をしたところ、適正な維持管理が行われるようになった。また、本町5丁目の事例では、所有者に積極的な働きかけをした結果、本年1月に樹木の剪定等が実施された。

2)については、法令や条例の有無に拘わらず、区民からの問い合わせや相談には誠意をもって対応して行く。中野区独自の取組みも検討して行く、とのことでした。

(2)中野区の人口統計活用について

少子高齢化が進む中、私は人口動態による諸問題の分析は非常に重要かつ大切であると常々思っています。そこで

1)中野区では人口統計数値をどのように区政に活かしているのか。

2)合計特殊出生率が東京都、区部、全国平均に比べて大変低いが、その理由と今後どのようにして向上させていくのか(2012年の全国平均は1・41、東京都1・09、区部1・12、中野区0・90)

3)中野区の人口は現在314,750人ですが、将来の人口推計について尋ねました。

区の回答は

1)長期計画や学級編成に活かしている。

2)20代、30代の単身女性が多い。産み易い、育て易い環境を作って行く。

3)中期的には31万人で推移するが、長期的には(2050年)26万人になる。

(3)東京メトロ中野新橋駅の改装・バリアフリー化について

現在、中野新橋駅の改装工事と合わせてエレベーター化が進んでいます。地元住民並びに駅利用者にとって長年の夢がやっと実現することとなりましたが、明確な完成時期を尋ねました。

それによると、

1)昨年12月の改札口移設に合わせて、男女別トイレ及び多目的トイレの使用を開始。

2)改札口の改良(中新通り側への再移設)は平成26年12月の予定。

3)エレベーターの使用開始は平成26年8月の予定。

4)駅舎全体の工事完了は平成27年2月の予定。○道路部分の復旧工事は平成26年4月の予定。

(4)障害者権利条約に基づく取り組みについて

障害者権利条約が締結され、その結果、我が国においても2月19日に効力が生じました。この条約は、障害に基づくあらゆる差別の禁止、障害者の尊厳や権利の尊重をうたっており、障害者の権利を包括的に規定するものとしては、初めての人権条約とも言われています。

私は障害者の人権、雇用、教育及び平成26年度に策定を予定している「第4期中野区障害者福祉計画」等について、区の対応を質しました。

これに対し区は、交通バリアフリー化施設の設置、すべての学校に特別支援学級を設けることなどを始め、障害者が自立できるよう条約の趣旨を踏まえてあらゆる面から取り組んで行くと答えました。

なお、詳細については、私の質問全文を近々にこのホームページにアップする予定です。